【保存版】短期間でも結果が出る効果的な添削の取り組み方法

あゆみさん

よーし、スタンダードプランを申し込んだぞ。これから頑張ろう!
でもどうせ添削を受けるなら、効果的な添削の受け方を知りたいな。

お父さん

うちのせがれがスタンダードプランに申し込んだよ。
先生、うちのせがれにどうやって添削に取り組んだらいいか教えてやってくれよ。

先生

はい。もちろんです。
添削は「どの様に添削を受けるか」によって大きく実力の向上が異なってきます。
しっかりとご案内しますので下記、ご確認ください。

短期間で結果を残すためには、がむしゃらに添削を受けるだけでは不十分です。
「添削を受ける事」を目的とするのではなく「合格する事」「目標を達成する事」「具体的な改善をライティングで表現する事」を目的とするためにも、適切な添削の受け方を学んでいきましょう。

目次

まずは添削の提出方法をしっかりと確認

提出方法はサービス開始時にご案内

提出方法は全ての生徒様を対象として、サービス開始時にご案内しております。共通の提出方法となるため時間をかけて確認してみましょう。

確認せずに自己流の提出となってしまうと、再提出が必要となってしまうケースもあるためご注意ください。

先生

提出方法は一度覚えてしまえばとっても簡単です。じっくりと案内を確認してください。

1回添削を受けてみよう

ライティングの提出

1回添削を受けていただければ、現状の実力や不足しているスキル等が明瞭となります。
自分のライティング能力を客観視するためにも、まずは1回添削を受けてください。

※フリートライアルですでに添削を受けている場合は省略してOKです。

先生

まずは自分の実力を確認してみましょう。
初回ライティングについては、正確な実力を確かめるためにも辞書や書籍の確認はせずにライティングに取り組む事をおすすめします。

不足しているスキルをしっかりと認識

問題文に対して適切な回答とはなっていない、構成が好ましくない、不明瞭な記載がある、ボキャブラリーレベルが低い、文法ミスが多い等、様々な不足しているスキルを確認する事が可能です。

短期間で実力を伸ばす為には、自分の実際の実力に対して謙虚に捉える事が大事です。

先生

目標スコアに対して、添削箇所が多いか少ないかが気になる場合はその旨をご連絡ください。
明確にお答えします。

【重要】模範解答を確認してみよう

模範解答で「良いライティング」を知る

英検公式サイトに掲載されている模範解答や、ライティング対策書籍の模範解答、弊社が提供している模範解答等を時間をかけてじっくり確認してみましょう。

模範解答はその名の通り、模範であり「良いライティング」です。
良いライティングとは具体的にどういうものなのかじっくりと考え、気が付いた点は箇条書きでメモをとってみましょう。

「なるほど、こういうのが良いライティングなんだな。」と感じ取る事が出来ればとても良い傾向です。

先生

模範解答はあくまでも、解答例であり絶対的なものではございません。
しかし、実力に向上の余地がある方にとっては、必ず参考にすべきものとなります。

【とっても重要】まずは10回、模範解答を書き写してみよう

書き写すのは、日本英語検定協会の公式サイトに掲載されている解答サンプルをおすすめします。

  • 1級の過去問、解答例はこちら
  • 準1級の過去問、解答例はこちら
先生

同じ模範解答を10回書き写すと、「ここにはこういう記載をする」という一定のルールの様なものが見えてくると思います。
例として準1級の解答サンプルを解説してみます。

準1級解答サンプルの解説

【イントロダクション】

・1文のみで構成されている
・問題文に対して、2つの理由(ポイント)と共に解答をしている

先生

つまり、イントロダクションは1文かつ、2つのポイントを記載しながら、問題文に対する解答を記載する事が効果的という事が分かりますね。
イントロダクションの語数の目安もチェックです。

【ボディ1】

・3つの文で構成されている
・ポイントの内の一つであるGarbageにふれている
・具体例の記載がある

【ボディ2】

・ボディ1と同様に3つの文で構成されている
・ポイントの内の一つであるCostsにふれている

先生

つまり、各ボディの記載は、3つの文で構成しながらも、一つのポイントに触れながら、具体例を記載する事が効果的という事が分かりますね。
それぞれのボディの語数がイントロダクションやコンクルージョンよりも多くなっている事も要チェック!

【コンクルージョン】

・1文のみで構成されている
・問題文に対して、パラフレーズをしながら、2つの理由(ポイント)と共に解答をしている

先生

つまり、コンクルージョンは1文かつ、パラフレーズを交えながら、2つのポイントを記載し、問題文に対する回答を記載する事が効果的という事が分かりますね。
コンクルージョンの語数の目安もチェックです。

【全体を通して】

先生

各ボディの語数は比較的多い一方、イントロダクションとコンクルージョンの語数は抑えめで良いという事がわかりますね。
イントロダクションとコンクルージョンは記載すべきことを簡潔に記載する事がポイントです。

模範解答を10回書き写せば、上記の通り、一定のルールの様なものが見えてくるはずです。
日本英語検定協会の公式サイトが「あくまでも解答例」としている通り絶対的なものではありませんが、各パラグラフの語数や記載方法等、参考とすべき箇所は多くあります。

上記はあくまでも解答例の一つに関する解説です。
異なる実施回の解答サンプルによってはイントロダクションが1文ではなく、2文で構成されている事もあります。
イントロダクション、コンクルージョン共に1文で構成する事が「絶対」というわけではありません。
2文でもOKです。3文以上は不必要です。

実力の差「違い」を認識しよう

模範解答と自分のライティングを比較する

模範解答と自分のライティングを並べてじっくりと比較してみましょう。

自分のライティングに大幅な添削が入ってしまった場合、模範解答と自分のライティングには大きな実力の差、つまり「違い」があります。
この「違い」がどういう点なのか何度も何度も比較して、箇条書きにしてみましょう

大幅に添削が入っている場合、自分のライティングが模範解答に近い実力である事は絶対にありません。
謙虚に取り組んでいきましょう。

模範解答の様な良いライティングと添削箇所が多く含まれている自分自身のライティングの「違い」を認識する事ができれば、それは改善への重要な一歩です。

先生

専門的なスキル等は全く必要ありません。
普段添削や採点を行っていない皆様であっても、「違い」を認識する事は決して難しい事ではありません。

「違い」を埋めるための学習方法を考えよう

適した学習方法の選別

違いを埋めるためには、それぞれの不足しているスキルについて適した学習方法があります。

宿題プランをご利用いただいている生徒様については弊社が指定している場合もあるため、それらの学習方法に取り組んでください。

スタンダードプランのみの生徒様については、適切な学習方法をじっくりと考えてみましょう。

先生

宿題プランをご利用いただいている生徒様は、ご案内済みの、宿題を設定した合理的な理由と、具体的な対策方法をご確認ください。

「違い」を埋めるための努力をしよう

努力なしに根本的な実力の改善なし

違いを埋めるためには、適した学習を、時間をかけて取り組む必要があります。

方法論や学習方法を確認、把握したとしてもそれらを実際にこなさなければあまり意味はありません。
1回添削を受けたら最低でも5時間から10時間程は具体的な努力を行っていただけると、効果が出てくるかと思います。

先生

「今できない事をできる様になる」という意識や、「やればできる! は、やらなければできない!」という事を意識いただけるとモチベーションの上昇につながります。

意識的に良いライティングを作成しよう

次のライティングに取り組むタイミング

「違い」を理解し、「違い」を埋めるための努力をしっかりとこなしたら、次のライティングに取り組むタイミングです。
継続的な努力で得た実力を次のライティングで発揮しましょう。

先生

ライティングに取り組む際には、以前のライティングと比較した場合に「具体的な改善」が確認となるかどうかがとても重要なポイントです
継続的な努力でみにつけた表現やスキルを意識的にライティングに反映させていきましょう。

なぜ意識的に良いライティングを作成すべきなのか

理由はとっても簡単です。
意識的に作成したライティング」が良い内容となっていなければ、制限時間内かつ試験本番で作成するライティングが良いライティングとなる事は期待できません

時間をかけてでも、辞書や書籍等を確認しながらでも作成したライティングが「安定的に良いライティング」となっていれば、それはとても大事な「マイルストーン」の達成を意味します。

大幅な添削となっている生徒様がまず目指すべきなのは、このマイルストーンの達成です。

先生

とても大事なポイントです。
書籍等の模範解答を5回連続で書き写した後に、同じ問題に取り組むという方法も有効です。

時間をかけてもOK

意識的に良いライティングを作成する際は、どれだけ時間をかけてもOKです。
制限時間を気にしていただく必要は全くありません。

先生

時間をじっくりかけてもできない事は、試験本番ではまずできません。
まずは時間をかけてでも、できる様になりましょう。

書籍や辞書で確認しても、もちろんOK

書籍で表現を確認したり、辞書で文法を確認しても、OKです。
とにかく意識的に良いライティングとなる様、努めてください。

先生

高いスコアを獲得するためには基本的な実力を高める必要があります。
その為には、今書けない表現を書ける様になる努力が絶対に必要です。

模範解答を作成するイメージ

時間をかけて、書籍や辞書等で表現を確認しながら、意識的に良いライティングを作成する、つまり模範解答を作成するイメージとお考えいただけますと、わかりやすいかと思います。

具体的な改善に自信がありますか

ライティングの作成が終わったら、自分自身のライティングを確認し次の事を自問自答してください。

「前回提出したライティングと比較した際に」「どの様な箇所が」「どの様に改善していて」「その改善のためにどの様な学習を」「何時間実施したのか」

上記の質問にスムーズに答える事ができれば、とても良い学習状況です。

先生

以前の添削を「見て満足」するだけでは、短期的な実力の向上につながりにくいです。
以前のライティングと比較した際に具体的な改善の確認となるためにも、常に上記を意識してください。

チェック項目の設定

1級の生徒様を中心として、弊社が「チェック項目」というものを設定する場合がございます。

チェック項目とはライティングに取り組むための事前準備や、採点基準を自然に抑えるために取り組み方法を指定したものとなっております。
チェック項目を指定されている生徒様は、チェック項目について真剣に取り組んでいただく様お願いいたします。

チェック項目の取り組みが不十分なケースにおいて、不合格となってしまったケースもございます。

先生

チェック項目の設定は無料で行っております。
お客様それぞれの弱点や課題に合わせて個別に設定しておりますので、ご希望される場合お気軽にご連絡ください。
※チェック項目の取り組みが不十分な場合、すぐにバレてしまいますので自分自身への戒めとしても効果的です。

「安定的に良いライティング」というマイルストーンを達成しよう

添削結果とアドバイスの確認

意識的に良い内容になる様作成したライティングが、安定的に良いライティングとなっている場合、弊社は率直にその旨をお伝えしております。

良いライティングを知り、時間等をかければ良いライティングを作成できていれば、次の段階に進むタイミングです。

先生

安定的に良いライティングとなっている場合、「良いライティング」というものを今まで以上に深く理解する事ができます。
「違い」を埋めるためにも重要なポイントです。

制限時間内に書きあげ、できる限り質を落とさない様に努力しよう

試験本番を見据えて

次は時間をはかって時間内に書きあげてみましょう。
時間内に書き上げる以上、書籍からの確認や辞書の使用等は控えてみましょう。

添削結果の確認と「違い」を埋める努力の継続

時間内に書きあげたライティングが、意識的に作成したライティングと比較した際に、添削箇所があまり増えていなければとても良い傾向です。
弊社も間違いなく、「具体的な改善が見受けられます」というポジティブな言葉を送信すると思います。
これまでの学習方法に結果が伴ってきているものとお考えください。

一方、時間内に書きあげたライティングについて添削箇所が増えてしまった場合、根本的な実力をもっと改善する必要があります。
模範解答との「違い」がまだまだあると思いますので、「違い」を埋めるために継続的に努力してください。

先生

根本的な実力を向上させるためには適切な学習方法に基づいた、まとまったインプット学習時間が絶対に必要です。
アウトプットは、インプットが十分であるからこそ効果を発揮するものであり、中心とすべきはインプット学習です

不合格となってしまう方の顕著な傾向について

先生

不合格となってしまう場合、必ず「理由」があります。
下記はその理由の顕著な例となります。

インプット学習の欠如

残念ながら不合格となってしまう方は、「意識的に作成したライティングが良いライティングとなっている」というマイルストーンすら達成いただけていない事があります。

「違い」を認識する事なく、「違い」を埋めるための具体的な努力、特にインプット学習が欠如した状態で、がむしゃらに添削というアウトプットをこなしている場合、不合格となってしまう顕著な傾向がございます。

「違い」を埋める努力を行っている方と比較した場合、両者には根本的な努力量・学習時間の圧倒的な差があります。

弊社はきちんと努力をしている生徒様を特に手厚くサポートしていますが、この様な背景がある事をご認識いただければご納得できるかと思います。

先生

意識的に良いライティングを作成できる様になるためには、インプット学習を徹底的に行い根本的な実力を高める必要があります。

学習時間が圧倒的に少ない、もしくはほぼゼロ

そもそもの学習時間が圧倒的に少ないというケースもあります。
英検1級、準1級はまとまった学習時間を必要とするため、学習時間が不足している場合不合格になってしまう場合もあります。

先生

「やればできる」は「やらなければできない」と同じ事です。

自分がこなしてきた学習を「具体的」に説明できない

合格となる方は合格水準の実力となるまでにこなした学習について「どの様な具体的な目的があり」「どの様な教材をつかって」「どの様に学習する事を」「一週間当たり何時間こなした」という事を合理的に説明できる事がほとんどです。

しかし、不合格となってしまう方はこの様な「具体的な説明」ができない事が圧倒的に多いです。
具体的に説明できるほど学習に取り組めていないという事が主な原因となります。

アドバイスを反映していない

アドバイスを反映せずに、自己流で学習した結果不合格となってしまうケースもあります。
アドバイスは弊社が提供した時点で効果がでるものではなく、皆さまがアドバイスを実践し、普段から意識する事によって効果がでるものです。

先生

アドバイスを反映する事なく「アドバイスを受ける事」に満足してしまっている方も中にはいます。

こちらからの連絡をしっかりと確認していない

アドバイスを反映していない事と一部重複しますが、スコアアップとならない方は、こちらからの連絡をしっかりと確認していないケースが目立ちます。
しっかりと確認する事を意識していきましょう。

楽をしてしまっている

毎回のライティングについて、具体的な改善を反映させるためにはまとまった時間のインプット学習が必要です。

具体的な努力を行わずに楽をしてしまい、実力がほとんど変わっていない状況で多くのライティングを提出したとしても「満足感」にはつながりますが「具体的な改善」にはあまりつながりません。

先生

同じ難易度かつ100点満点の試験を受けた結果、30点でした。次の日にまた試験を受けたら31点でした。何も努力する事なく、また次の日に試験を受けたら、今度は28点でした。

私の目標は70点以上です、アドバイスくださいと言われた場合、貴方ならこの方にどの様なアドバイスをしますか?
毎日試験を受ける事でしょうか?逆の立場で考えれば、すぐにわかる事です。

とはいえ、お金を払ってライティング添削を受けていただいているので、多く添削を受けたいという気持ちは十分理解できます。

自分にとって都合の良い言い訳を探している 人のせいにする

合格するためには合格にふさわしい実力をみにつける必要があります。
その為には「合格水準とはなっていないスキルを向上する必要」があります。

合格を目指す以上、皆様頑張っています。

しかし不合格となってしまう方は「自分ができていない事」「自分がサボっている事」を理解しながらも「私は頑張っている!!」といった都合の良い言い訳をしてしまう傾向があります。

先生

酷いケースだと「自分の学習時間が圧倒的に不足している事」について人にせいにするといったケースもあります。

この様なケースの場合「自分の学習時間が不足している事を理解しながらも自分を正当化する傾向」があります。
決して好ましい状況とは言えないため、1日当たりの学習時間を減らすと共に直近の試験ではなく、更にその次の試験で合格を目指した方が絶対に良いです。

1日当たりの学習時間を半分にすると共に対策期間を倍にする事が望ましいです。

簡単なまとめ

STEP
自分の実力を把握しよう

謙虚に、客観的に判断しましょう。

STEP
模範解答との「違い」を理解し、「違い」を埋める努力をしよう

楽をすれば楽をしたなりの結果となってしまいます。

STEP
意識的に作成したライティングが良いライティングとなる様に取り組んでみよう

重要なマイルストーンです。

STEP
時間内に書きあげてもできる限り質を落とさない様に取り組んでみよう

良いライティングを意識的に作成できる様になったら、時間内に書き上げた場合でもできる限り質を落とさない様、ライティングを作成してください。

STEP
「違い」を埋める努力を継続しよう

楽をせずに努力した方には合格という結果が待っています。

あゆみさん

なるほど、こうやって取り組めばいいんだね!先生、ありがとう。
私頑張ってみるね!

お父さん

先生、詳しく教えてくれてありがとな。
うちのせがれもこの方法で取り組む様に言ってみるわ。

先生

ご丁寧なご連絡ありがとうございます。
がむしゃらにライティングに取り組むよりもこの方法の方が間違いなく合格に近づけるため、定期的に見直しながら学習を継続してください。

以上、短期間でも結果が出る効果的な添削の取り組み方法となります。
この通り学習に取り組み、絶対に合格しましょう。

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