【英検1級 英検準1級】二次試験(面接)の過去問を確認する方法を分かりやすく解説

あゆみさん

英検1級の二次試験(面接)対策をしたいんだけど過去問ってどうやったら確認できますか?

しんじさん

英検準1級二次試験(面接)の過去問を確認する方法についても合わせて教えてください。

今回の記事はこの様な疑問やお悩みを解決します。

この記事を書いている人

英語試験ライティングセンター

13歳で英検1級合格や、ライティング満点取得者を複数輩出している英語試験ライティングセンターです。
ライティング対策を中心として、英検1級と準1級を専門的に対策しています。

完全無料のフリートライアルも随時実施中。豊富な合格実績はこちらから確認!

\この記事のメリット/
  • 英検1級 英検準1級二次試験(面接)の概要が分かる
  • 英検1級 英検準1級二次試験(面接)の合格率が分かる
  • 英検1級 英検準1級二次試験(面接)の過去問の確認方法が分かる
  • 英検1級 英検準1級二次試験(面接)の対策方法がわかる

今回は英検1級と準1級の二次試験(面接)の過去問を確認する方法について解説していきます。

二次試験(面接)の対策をしたいけど、過去問をどうやって確認したらいいか分からない!という方は非常に多いのではないでしょうか。

二次試験(面接)の対策として演習を行う場合に過去問は非常に大事です。
今回の記事をじっくりと確認し、二次試験(面接)の対策の知識を増やしていきましょう。

先生

過去問の確認方法だけではなく、合格率や効果的な対策方法についてもご案内しております。
最後までじっくりとご確認ください。

それでは記事を見ていきましょう。

目次

英検1級 英検準1級 二次試験(面接)の概要

まずは英検1級と英検準1級の二次試験(面接)の概要について簡単に確認していきましょう。

英検1級について

  • 試験時間:約10分
  • 面接委員の数:2人
  • 評価方法:スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さなどの観点で評価
  • 問題数:1
  • 形式と課題:自由会話、スピーチ、Q&A
  • 各種時間:スピーチの考慮時間が1分、スピーチの時間が2分、Q&Aが4分
  • 出題される話題:社会性の高い幅広い分野の話題
  • 過去の出題例:科学の発展は常に有益か、芸術への財政的支援増加の是非、世界経済における日本の役割等
  • 目安:大学上級程度

英検準1級について

    • 試験時間:約8分
    • 面接委員の数:1人
    • 評価方法:ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価
    • 問題数:5
    • 形式と課題:自由会話、ナレーション、受験者自身の意見を問う質問
    • 各種時間:ナレーションの考慮時間が1分、ナレーションが2分
    • 出題される話題:社会性の高い分野の話題
    • 過去の出題例:在宅勤務、レストランでの喫煙、チャイルドシート等
    • 目安:大学中級程度
先生

英検1級は「社会性の高い幅広い分野の話題」であり、英検準1級は「社会性の高い分野の話題」です。
「幅広い」の有無が異なっています。

英検1級 英検準1級 二次試験(面接)の合格率

英検1級の二次試験(面接)の合格率はおおよそ60%前後、そして準1級の合格率はおおよそ85%前後です。

※英検1級 英検準1級共にここ数年は二次試験(面接)の合格率が公表されておらず、上記の合格率は以前に公表されていたものとなります。とはいえ、難易度が大きく変わっていないため、上記の合格率を目安として考えても良いと思います。

先生

英検1級・英検準1級共に二次試験(面接)の合格率は50%を超えております。
特に準1級は85%前後であるため、しっかりと事前に対策すれば合格となる事も多いと思います。

英検公式サイトには過去3回分の過去問が掲載されている

但し、一次試験のみ

英検公式サイトには過去3回分の過去問が掲載されています。

しかし、掲載されているのは一次試験の過去問のみであり二次試験(面接)の過去問は掲載されていません。

二次試験(面接)は過去問ではなく「サンプル問題」が掲載されている

残念ながら、英検公式サイトには二次試験(面接)の過去問が掲載されておりません。

英検公式サイトに過去問は掲載されておりませんが、「サンプル問題」が掲載されています。

サンプル問題は実際の英検1級 英検準1級の二次試験(面接)の出題に沿ったサンプル問題であるため、難易度の確認等に非常に効果的です。
二次試験(面接)に挑戦する前に必ず確認しておきましょう。

あゆみさん

先生、サンプル問題が確認できるのはとっても嬉しいけど、やっぱり過去問を確認したいな。
どうすれば良いのかな?

先生

それでは二次試験(面接)の過去問を確認する方法をご紹介します。

英検1級 英検準1級 二次試験(面接)の過去問を確認する方法

確実に過去問を確認する方法

英検1級と英検準1級の二次試験(面接)の過去問は、市販の過去問集で確認できます。

おすすめ過去問題集
あゆみさん

なるほど、過去問集に過去問が掲載されているんですね!
先生、ありがとう。

先生

はい、上記にご紹介した過去問集を上手に活用していきましょう。
なお、一点注意点があります。

全ての過去問集に二次試験(面接)の過去問が掲載されているわけではない

「過去問集」と言うと、二次試験(面接)の過去問も含まれていて当たり前の様な印象を受けます。

しかし、全ての過去問集に必ず二次試験(面接)の過去問が掲載されているという訳ではありません。

特に英検準1級の過去問集の中には、一次試験の過去問は掲載されているが、二次試験(面接)の過去問は掲載されていないものもあります。

「過去問」にこだわり取り組みたいという方は注意しましょう。

先生

上記にてご紹介している過去問集であればしっかりと二次試験(面接)の過去問を確認できます。

英検1級 英検準1級 二次試験(面接)の過去問の活用方法

難易度を確認する

二次試験(面接)の過去問を確認すればある程度の難易度が把握できると思います。
実際の過去問に挑戦し、自分にとってどれくらいの難易度であるかしっかりと確認しましょう。

スムーズにスピーキングができない場合は事前の対策が必須であると言えます。

どんなテーマが出題されているの確認する

過去問集を確認すればどんなテーマから出題されているのかを把握できます。
毎回同じテーマが出題されるわけではありませんが「社会性の高い」テーマが具体的にどの様なものなのかしっかりと確認しましょう。

先生

今まで英語で話した事がない様なテーマも含まれていると思います。
しっかりと事前に対策していきましょう。

解答サンプルを何度も音読する

過去問集には過去問だけではなく解答サンプルも掲載されています。

その解答サンプルを完全に暗記してしまうほど、何度も何度も音読を繰り返しましょう。

先生

完全に暗記できている場合、その分「自分自身の実力として話す表現が増えている」事を意味します。
もちろん合格に近づく事ができます。

時間間隔をみにつける

英検1級 英検準1級共に、問題によっては時間制限があります。
過去問集に掲載されている解答サンプルの語数を確認し、何度も演習をこなして自分なりの時間間隔をみにつけていきましょう。

英検1級 英検準1級 二次試験(面接)の対策方法

専門書籍を活用する

二次試験(面接)の対策方法としては専門書籍を活用する事がおすすめです。
過去問集だけではなく、次の様な二次試験(面接)対策専門書籍をしっかりとやり込んでいきましょう。

おすすめ専門書籍

おすすめその1

おすすめその2

先生

どちらの級も二冊をおすすめとしておりますが、どちらか一冊のみで十分かと思います。

【とっても効果がある】英検バーチャル二次試験を活用

英検バーチャル二次試験とは、実際の二次試験(面接)の流れをアニメーションと共に確認できるとても素晴らしいサービスです。
英検公式サイトに公開されており無料で利用できます。

英検バーチャル二次試験を何回も取り組む事によって、二次試験(面接)の流れを把握できると共に、解答サンプルも確認できます。
どれくらいの語数でどれくらいの時間をかけて解答すべきかという目安も自分自身で確認できるためとてもおすすめのサービスです。

先生

二次試験(面接)に絶対合格したいという方は何回も取り組んでおきましょう。
本当に便利なサービスです。

読むのではなく、声に出す

二次試験(面接)は読む試験ではありません。あくまでもスピーキングの試験です。
読めるかどうかが重要ではなく、試験本番で実際に話せるかどうかが重要です。

二次試験(面接)対策として練習をする時は読むのではなく声に出して必ず練習しましょう。

先生

スピーキングの練習はモチベーションの維持が難しい場合もあります。
どうしても集中できない場合はスピーキング対策サービスを検討しましょう。

様々なテーマに話し慣れる

英検1級 英検準1級共に求められるのは日常会話ではありません。
どちらにも共通しているのは「社会性の高い話題」という事です。

社会性の高い話題とは、ニュースや学校の社会の授業で習う様な話題と考えてOKです。

社会性の高い話題について「読む」事は簡単であっても「話す」事は難しいという方はとても多くいます。
そもそも「話した事すらない」というケースもあります。

特に英検1級は社会性の高い「幅広い」話題についてスピーキングをする必要があるため、過去問からどういったテーマに関する出題がされているのかを確認した上で、普段から様々なテーマに話し慣れておく必要があります。

先生

様々なテーマについてスピーキングをする以上、そのテーマに関する最低限の知識は必須となります。

必ず英検公式サイトの情報を確認する

英検については英検公式サイトの情報が確実です。
分からない事や不明瞭な事がある場合は必ず英検公式サイトの情報を確認しましょう。

先生

2023年5月23日前後から英検公式サイトの見た目も変更されています。
合わせて確認しましょう。

まとめ

今回は英検1級 英検準1級の過去問の確認方法について解説してきました。
二次試験(面接)の過去問は本記事でご紹介した過去問集から確認ができます。

事前にしっかりと対策を行った上で二次試験(面接)に挑みましょう。

先生

今回の記事は以上で終了です。
他にも有益な記事を公開しておりますので是非ともご確認ください。

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