国連英検特A級がすごい難しいと聞きました。
どれくらいのすごさなのか教えてほしいです。
英検1級よりも国連英検特A級の方が遥かに難易度が高いんでしょ?
具体的なすごさを知りたいです。
今回の記事はこの様なお悩みや疑問を解決します。
「国連英検特A級 すごさ」といったキーワードで検索をされた方にぴったりの記事に仕上げております。
この記事を書いている人
英語試験ライティングセンター
13歳で英検1級合格や、ライティング満点取得者を複数輩出している英語試験ライティングセンターです。
ライティング対策を中心として、英検1級と準1級を専門的に対策しています。
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- 国連英検の概要を把握できる
- 国連英検特A級の概要について把握できる
- 国連英検特A級がどれだけ難易度が高い試験か把握できる
- 国連英検特A級のすごさを実感できる
- 国連英検特A級合格者の実際の英語力を把握できる
- 国連英検特A級対策をする際のおすすめスクールを把握できる
今回は「国連英検特A級のすごさを徹底解説!合格者の英語力はどれくらい!?【難関試験】」というテーマでお話していきます。
「国連英検特A級が難しいと聞いた事はあるが、具体的にどれくらいのすごさなのか分からない」という方は非常に多いのではないでしょうか?
英検やTOEICと異なり、国連英検に関する情報は決して多いわけではありません。
更に国連英検の最難関である特A級となると、更に情報は限られると思います。
そこで英語試験ライティングセンターが国連英検特A級のすごさや合格者の実際の英語力について徹底解説していきます。
記事の最後では国連英検特A級対策におすすめのスクールについてご紹介しています。
最後までじっくりとご確認ください。
国連英検の概要
国連英検特A級のすごさを確認する前に、まずは国連英検の概要を把握していきましょう。
国連英検、正しくは国際連合公用語英語検定試験は1981年に始った英語検定試験です。
試験は年に2回実施されます。
国連普及活動の一環として実施されているため、国連の理念である「国際協力」「国際理解」をコンセプトとしながら「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目標としている試験となります。
出題される問題は国連の活動に沿って、様々な社会的なテーマから出題されます。
日本語では理解している様な社会問題について「英語で理解し、英語で表現・コミュニケーションできる実力」が求められる試験と言えます。
国連英検の特色として「コミュニケーション」を重視した試験であると言えます。
最難関の特A級はもちろん、比較的難易度が高いB級やC級でもコミュニケーションを意識したリスニングの比重が多くなっており、コミュニケーションに重きが置かれている試験です。
国連英検は日本の外務省が後援している試験でもあり、非常に権威のある英語検定試験です。
なるほど、国連英検についての概要がわかりました。
次は国連英検特A級について教えてください。
それでは国連英検特A級について解説していきます。
国連英検特A級について
国連英検特A級で必要とされる実力
国連英検特A級で求められる英語力は非常に高いです。
英語力は当然ながら、国際的にコミュニケーションできる様々なテーマや時事問題に関する知識や情報を把握している事が求められます。
多くの問題についてや議題について自由に討論できる能力が必要です。
国際的なテーマ!
グローバルな会議!
英語の契約交渉!
これだけでも国連英検特A級のすごさがとても伝わってきます。
国連英検特A級の受験者の比率
公開されている国連英検特A級の受験者の比率は13.5%となっています。
A級の16.0%と大差がないため、多くの方がが国連特A級を受験されている事や国連英検特A級の需要の高さ(英語力の高さの信頼性)が伝わってきます。
参考までに国連英検の世代別受験者比率も載せておりますのでご確認ください。
国連英検特A級の試験内容
- 試験時間:120分
- 満点:100点
- リスニング:無
- リーディング:80問
- 作文:配点20点
- 面接:15分間(一次試験合格後の二次試験)
特A級レベルとなると「リスニングは出来て当たり前」とも言える為、リスニング試験はないのかもしれません。
国連英検特A級はとにかく難易度の高い英語試験
国連英検特A級は、数ある英語試験の中でも最高峰の一つともいえる難易度の英語試験です。
本当に難しい試験であるため、大きく実力が劣る方が運良く合格できる試験ではありません。
英語力に比較的自信のある方であっても、国連英検特A級専門の学習が必要となる事がほとんどです。
国連英検特A級の合格の為には「土台」として英検1級に合格している事が推奨されます。
英検1級は英検の最難関試験となります。
国連英検特A級がどれほど難しい試験であるか、具体的なすごさについて解説していきます。
国連英検特A級のすごさを実感
実際に出題される問題のすごさ
国連英検特A級のすごさを実感するためには実際の問題を確認する事が一番です。
ここでは作文で出題された問題文についてまとめてご紹介します。
※過去に出題された一部の問題文となります。
- Discuss a specific function of the WHO and use a particular current situation as an example of how the WHO is fulfilling this role.
- Please discuss a concern you feel is at the heart of the battle against climate change.
- Why and how must the working lives of women be improved for the world to recover from the COVID-19 pandemic?
- How are the mottos “build back better” and “no country left behind” being applied in United Nations’ COVID-19 pandemic recovery efforts?
- Is the United Nations the best organization to deal with the COVID-19 pandemic? Please use specific reasons and examples to support your conclusion.
- Why is the work of the United Nations more relevant, effective, and urgent now than at any time in history?
一つ目の問題はWHOについてです。
効果的なライティングとするためには「WHO」について適切な知識を把握するだけではなく、理論的にWHOについて説明できる実力が絶対に必要です。
言い換えれば、WHOに関する知識を把握できていない、WHOについて英語で説明できない場合は効果的なライティングとならずに合格が遠ざかってしまいます。
当たり前に求められるレベルが非常に高い事により、国連英検特A級のすごさが実感できると思います。
二つ目の問題は気候変動についてです。
気候変動に関する知識、そして気候変動に関係する社会性の高い幅広いキーワードの記載が求められます。
三つ目~五つ目の問題はCOVID-19とそれに関連するテーマに関するものです。
COVID-19に関する基本的な知識はもちろん、医療に関する知識や論理的に説明できる非常に高いライティング能力が求められます。
六つ目の問題は国連の活動に関するものです。
現在の国連の活動だけではなく過去の活動の知識も必要です。
国連の活動に関して、すらすらとライティングできる能力が求められます。
これらの作文の問題は、海外大学入学等に活用される英語試験の問題よりも必要とされる前提知識の幅が広く、とても難易度が高いものとなっています。
国連英検特A級のすごさがとても伝わってくると思います。
ライティングするという以前に基本的な知識が不足していると感じました。
国連英検特A級のすごさが実感できました。
国連の活動に関する知識が必須
この記事を読んでいる人は「日本語」で国連の活動について学んだ事があっても「英語」で学んだ事があるという方は非常に少ないのではないでしょうか?
国連英検特A級を合格するためには国連の活動に関する知識が必須と言えます。
知識をみにつけるだけではなく、それを英語で論理的に説明できる能力が求められる場合もあり、専門的な学習が当然の様に求められます。
メリットからすごさを実感
- 成績優秀者に外務大臣賞が授与される
- 外務省国際機関人事センターが実施している「JPO派遣候補者選考試験」において加点が行われる
- JPO は国際公務員となる可能性を秘めている
- 文部科学省より高等学校卒業程度認定規則において、英語科の資格としてレベル認定されている。
- 国際協力機構(JICA)や警視庁では派遣職種や採用において考慮されている。
外務大臣賞
国際公務員
聞きなれない言葉が並んでいて、本当にすごさが伝わってきます。
英語のプロの実情について
学校の英語の先生や、英会話スクールの講師等は国連英検特A級に合格しているケースがとても少ないものと考えられます。
そもそも国連英検特A級の合格を職種として求められていないケースがほとんどですが、国連英検特A級レベルの実力に至っていない英語のプロも多数いるものと考えられます。
英語の先生ですら合格していないケースが多いと聞くとすごさが伝わってきます。
学校の英語の先生や英会話スクールの講師等は「分かりやすく英語を教えるプロ」です。
英語力に優れた人が優れた英語のプロというわけではないので、しっかりとリスペクトしていきましょう。
対策できるスクールが限られる
国連英検特A級は非常に難易度が高いため、対策できるスクールが限られます。
国連英検特A級を指導するためにはそれ以上の英語力が備わっている事が絶対に必要です。
あまりに難易度が高すぎる為、対策できるスクールは非常に少ないと思います。
対策できるスクールが限られていると、すごさがとても伝わってきます。
本当に難易度が高いんですね。
国連英検特A級をTOEICや英検と比較してすごさを実感
国連英検特A級のすごさを把握するためには英検やTOEICと把握すると非常に分かりやすいです。
国連英検を実施している日本国際連合協会が実施した統計をご紹介します。
- TOEICのスコア:約970
- 英検1級合格者:約91%
TOEICの満点は990です。
970というスコアは満点にとても近いスコアとなっています。
また国連英検特A級に合格した9割以上の人が英検1級にも合格しているという事なります。
9割以上の人が英検1級に合格済みって本当にすごいですね!
国連英検特A級合格者 保有資格等からすごさを確認
- 英検1級
- 英単語検定 1級
- 中高教員免許
- TOEIC 990
- TOEFL 105
- 国連協会会長賞
- 工業英検1級
- 通訳案内士(英語)
凄い資格がいっぱい並んでいますね。
国連英検特A級に合格している方のすごさが伝わってきます。
国連英検特A級 合格者の体験記からすごさを実感
国連英検のサイトには合格者の体験記が公開されています。
以下、一部抜粋となります。
・過去問に載ってある知らない表現、コロケーションなどは調べつくし、問題を見た瞬間に解説できる程度まで行いました。回数は数えてはいませんが、20~30周はしたと思います。
・メインで行った対策は英字新聞を読むことです。特A級の問題は、「The Economist」、「Foreign Affairs」など英字新聞からの出典が多いと思います。そこで英字新聞を大量に読み漁り、そこで出会った未知の英単語や英語表現をメモしていく作業を続けました。
・英字新聞や UN News で見つけた国連の活動を記述してある英文をノートにまとめ、丸暗記しました。数でいうと 50フレーズ程度だったと思います。英作文の過去問を見てみると、紛争、気候変動、食糧支援、子どもや女性の権利、核兵器などについての質問が多かったのでこれらの問題について書いてあるフレーズを中心に覚えました。
・国際問題について専門家が討論する番組を YouTube で多く見ることで、自分の意見をまとめるようにしました。
・国連の知識が問われる大問1 については、『新 わかりやすい国連の活動と世界』の主な論点を纏め、覚えることに努めました。例えば IAEA については、設置を国連総会で決めたのはいつか、設置はいつか、本部はどこにあるか、ノーベル平和賞を受賞したのはいつか、その時の受賞者などです。 ・
国連英検公式サイト
過去問を20-30周するというのは相当の努力とまとまった学習時間絶対に必要です。
その他、作文のテーマとして紛争や気候変動、食料支援等、様々な問題に関するフレーズを覚えるという事もかなりの努力が必要になります。
合格者の体験記を読むと、努力がすごすぎて尊敬できます。
合格者の人たちは合格にふさわしい努力をしているんだなと実感できました。
国連英検特A級 合格者の実際の実力からすごさを実感
英語圏で大きな不自由なく暮らす事ができる
海外であっても、英語圏であれば言語を理由とした不自由はあまり感じません。
国連英検特A級合格者には、それほど高い英語力が備わっています。
海外大学に入学できる
国連英検特A級合格者はTOEFLやIELTSといった海外大学入学時に求められる英語試験でも高スコアを獲得できます。
専門の対策を行わずとも一定のスコアが期待できるだけではなく、専門の対策を行えばより高スコアが期待できます。
仕事で英語を活用できる
外国人とのコミュニケーションはもちろん、より専門的な仕事の場面でも英語を活用できます。
日本の企業における海外赴任や外資系企業での勤務等、英語を活用できる場面は多々あります。
字幕なしでテレビや映画を理解できる
ネイティブとのコミュニケーションも円滑に行える以上、字幕は必要ありません。
字幕が必要ないというのはすごさを実感できると思います。
字幕なしなんて本当にすごい!
国連英検特A級対策なら英語試験ライティングセンター!
英語試験ライティングセンターは国連英検特A級対策であっても問題なく対応が可能です。
国連英検特A級対策はその専門性の高さから対応しているスクールが非常に少ないです。
英語試験ライティングセンターは特A級で合格を目指す方も大歓迎です。
普段は英語のプロとして英語の指導をされている方についても喜んで指導させていただきます。
国連英検特A級合格を目指したいという方は、下記からお気軽にお問合せください。
まとめ
今回は国連英検特A級のすごさと合格者の実際の英語力について解説してきました。
この記事を読み込み、国連英検特A級合格へのモチベーションを高めていきましょう。