
先生、英検準1級は6割正解すれば合格できるって聞いたけど本当なの!?
先生は経験豊富でしょ?教えてください!



僕もネットの掲示板で6割とれば合格できるみたいな記事を見ました。
本当なんですか?



インターネットの普及もあり、真偽不明の情報が英語学習にはあふれています。
なかなか一人で、色々な情報が正しいかどうかが分かりませんよね。
英語試験ライティングセンターの経験を踏まえて徹底解説していきます。
今回の記事はこの様なお悩みや疑問を解決します。「英検準1級 6割」「英検準1級 合格点」といったキーワードで検索をされた方にピッタリの内容となっております。
この記事を書いている人


英語試験ライティングセンター
13歳で英検1級合格や、ライティング満点取得者を複数輩出している英語試験ライティングセンターです。
ライティング添削を中心として、英検1級と準1級を専門的に対策しています。
完全無料のフリートライアルも随時実施中。豊富な合格実績はこちらから確認!
- 6割で合格という真偽について
- 英検準1級の合格点
- 素点とCSEスコアは割合が異なる
- 英検公式サイトの情報
- 何問正解できれば合格できるのかという質問について
- 一部のセクションの切り取り
- 英語試験ライティングセンターのサービスについて
今回は【噂の真相】英検準1級は6割で合格できるって本当なの!?巷の噂を専門家が徹底解説!というテーマでお話していきます。
「英検準1級が6割で合格できるって本当なの」「英検準1級の情報がネットにあふれててどれが本当なのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。
ネットの情報は、一部の情報のみが切り取られている場合もあり正しいものもあれば間違っているものもございます。そこで、今回は英語試験ライティングセンターの経験を踏まえて、噂の真相を徹底解説していきます。



記事の最後では、本記事をふまえながら英語試験ライティングセンターのサービスをご案内しております。最後まで確認してくださいね。
英検準1級は6割が合格点なのか さっそく結論


英検準1級は6割で合格できる(6割が合格点)って本当なの?
6割というのが、特定のセクションのみの正答率ではなく、一次試験全体の正答率の場合、多くのケースが不合格になると考えられます。
- リーディングの正答率が6割でした。合格できますか?
-
ライティングのリスニングの正答率によっては、合格できる可能性があります。
- リスニングの正答率が5割でした。合格できますか?
-
リーディングとライティングの正答率によっては、合格できる可能性があります。
- リーディング、ライティング、リスニング共に正答率が6割でした。合格できますか?
-
絶対というわけではありませんが、不合格の可能性が高いです。(ライティングの正答率は自己採点では分からないため、ライティングの正答率を確認できた時点で合否は確認できるはずです)



えっ?じゃあネットの噂って間違っているってこと?



6割でも絶対に合格できないとは言い切れません。しかし、「一次試験全体の正答率が6割」という場合間違っていると考えても問題はないと思います。英検準1級の合格点は6割ではありません。
2級以下の場合は6割程度でも多くの方が合格されております。よって、2級の傾向を準1級にも当てはめてしまった可能性もあると思います。2級と準1級は合格のために必要な正答率が異なります。



何割で合格という目安について、英検を実施している日本英語検定協会が公式ページで解説しています。一緒に見ていきましょう。
英検準1級 日本英語検定協会の見解と7割という目安


日本英語検定協会の公式サイトでは次の様に明記されております。
2.同じ正答数であっても回次によりスコアは異なります
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。
※Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。
3.合格するためには、技能のバランスが重要になります
上記の理由により、正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。
日本英語検定協会 公式サイト
上記の日本英語検定協会の情報を確認する限り、各技能(全セクション)が7割程度が合格できるラインといって良いと思います。



英検側が7割程度って言っているって事は、ネットの噂は、本当にただの噂だったね。



7割程度というのも「一つの目安」であるため、参考程度に考える事が良いです。
準1級を学習されている英語試験ライティングセンターのお客様は、ライティングの8割以上を目標として設定されている方がほぼ全てとなります。
9割以上や満点を目標とされている方も多く存在します。



満点の取得も努力次第で可能です。準1級ライティングで満点を取得された方の実際のお声は下記で確認できます。
準1級ライティング 満点取得時の実際のお声
英検準1級の合格点について





先生、6割っていうのがネットの間違った情報ってことはわかったんだけど、実際に英検準1級の合格点って設定されているの?



はい。英検準1級の合格点(合格基準スコア)はしっかりと設定されています。一緒に確認してみましょう。
合格基準スコア | 満点 | |
---|---|---|
一次試験 | 1792 | 2250 |
二次試験 | 512 | 750 |



各技能の正答率が7割程度という場合、合格点(合格基準スコア)である1792以上になる事が多いということになります。
6割や7割という正答率については、「素点」と呼ばれるものを使用する事がほとんどです。しかし、英検公式サイトが発表している合格点(合格基準スコア)は「素点」ではなく、「CSEスコア」となります。



先生、英検準1級の合格点(合格基準点)がCSEスコアで1792点って事は分かったけど、素点から自分のCSEスコアを計算する事はできないの?



出来ません。もう一度、英検公式サイトの見解を確認してみましょう。
2.同じ正答数であっても回次によりスコアは異なります
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。
日本英語検定協会公式サイト



なるほどなぁ。英検側として合格基準点は定めているけど、受験者としては素点から正確なCSEスコアを算出できないってことかぁ。



その通りです。それでは、素点とCSEスコアの違いについてもう少し詳しくみていきましょう。
【重要】素点とCSEスコアの割合は異なる





素点とCSEスコアの割合は異なるってどういう事ですか?



まずは素点についておさらいをした上で
具体例を交えて解説していきますね。
英検準1級の素点
英検準1級の素点は次の通りです。
- リーディング:41点満点
- リスニング:29点満点
- ライティング:16点満点



つまり、リーディングの41点という素点は、CSEスコアでいうと750点になるという事ですか。



その通りです。リーディングの素点の満点は41点であるため、素点で41点の場合はCSEスコアは750点となります。しかし、これは満点のケースです。
満点ではなく、7割の場合を考えてみましょう。
リーディングは41問なので、7割のケースを考えた場合、28問となります。では実際にリーディングで28問正解した場合に、CSEスコアも750点の7割として525点になるかといえば、そうではありません。
素点の7割=CSEスコアの7割ではありません。



5割のケースを考えてみましょう。リーディングで約半分の20問を正解した場合、CSEスコアも750点満点の半分である375点になるかと言えば、まずなりません。
素点が5割であっても、CSEスコアは5割を大きく超えてくることがほとんどです。



なるほどー、素点とCSEスコアは必ず同じ割合になるってわけではないんだね。とってもよくわかりました。
英検準1級 何問正解すれば合格できるのかというご質問





英検準1級の合格点よりも「何問正解すれば合格できるのか」という事の方が受験者にとっては分かりやすい場合もあると思います。
英語試験ライティングセンターとしては、リーディングとリスニングは7割、ライティングでは、8割以上をとれば合格できるとお伝えしております。



英検公式サイトとしては7割という記載となっていますが、より確実に合格するためにもライティングは8割としています。
現実的にも、弊社のお客様について、ライティングの7割(素点で11点)を目標としたいというお客様はまずいません。
英検準1級は6割で合格できるというネットの噂に関する弊社の見解


英検準1級は6割で合格できるというネットの噂について、英語試験ライティングセンターは下記の様に考えています。
- 一部のセクションのみを切り取ったのでは
- 2級以下と同じと誤解をしたのでは



6割ではなく、5割となってしまったセクションがあっても、他のセクションで高スコアを獲得すれば合格は可能です。
また、英検公式サイトでは2級以下のケースについて6割程度で合格という記載となっている一方、準1級については7割程度となっています。2級までと同じ様に考えてしまった方が流した噂という可能性もあると思います。



ネットの噂は、本当に噂でしかなかったね。正しい事を知る事が出来て安心したよ。経験があるからこそできる回答だね。
英検準1級は6割で合格できるというネットの噂にご注意!(英検準1級の合格点は6割ではありません)


インターネットの普及や、誰もが簡単に情報を発信できる現代において英検準1級対策情報は様々なものが飛び交っております。
今回の様に、日本英語検定協会側が噂とは異なる見解をしている場合もあるので、ネットの噂をすぐに信じる事なく、弊社の様な専門スクールの判断を信じた方が良いと思います。



ネットの情報は「一部の箇所のみが切り取られている」事や「重要な前提条件が欠けている」事が少なくありません。十分注意しましょう。
ライティング「素点1点」の違いと合格について


ライティングは素点1点の違いでCSEスコア上で大きな差が発生する、とても大事なセクションです。
素点の満点もリーディングやリスニングよりも低い16点であり、本当に素点1点の違いが大きいものとなっています。
そして英語試験ライティングセンターは、ライティング対策に最も強みを持ったスクールです。
ライティングの満点取得実績はもちろん、多くの方がスコアアップとなった上で合格をされております。英検準1級で高スコアを獲得するために必要な学習を集中的かつ徹底的に行うため、効率的に学習する事が可能です。
少しでも英検準1級の合格可能性を上げるためにライティング対策は絶対に必要です。ライティング対策といえば英語試験ライティングセンターですので、是非とも弊社サービスをご検討ください。



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詳しくは下記からご確認ください。
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英検準1級の合格点に関するQ&A


- 英検準1級の合格点を満たす為には、各技能を7割程度以上とした方が良いですか。それとも得意な技能を伸ばした方が良いですか。
-
非常に難しい質問です。あくまでもケースバイケースですが、「基本的」には各技能を7割程度以上とする事をおすすめしております。しかし、限られた期間内でどうにか合格とするためには得意な技能を伸ばすという戦略を採用する場合もあります。どちらを採用するかはお客様の実力や期間等によって異なってきます。
- 英検準1級の合格点(合格基準点)がCSEスコアで1792という事はわかりました。仮にぴったり1792点だった場合は合格でしょうか、それとも不合格でしょうか。
-
合格となります。
- まだ英検準1級の学習を開始したばかりです。二か月で合格点(合格基準点)を達成できる可能性はありますか。
-
あります。努力次第で達成可能です。もちろん弊社サポートによって二か月で合格となった実績もございます。
- 一つの技能だけではなく二つの技能が7割程度ではなく、6割となってしまった場合でも残り一つの技能によっては合格が可能でしょうか。
-
可能です。あくまでも各技能の合計が合格点(合格基準点)であるCSEスコア1792以上かどうかが問われます。
- 英検準1級の合格点は分かりましたが、どう勉強していけば良いのか分かりません。特にライティングの学習にに悩んでいます。アドバイスをお願いします。
-
英語試験ライティングセンターが提供している「最大約200時間の宿題の設定及び進捗管理プラン」をご検討ください。高スコア獲得のために必要なスキルについて合理的に説明しております。
- 各技能でぴったり7割の正答率の場合、必ず合格できますか。
-
必ず合格できるとは限りません。あくまでも「7割程度の方の多くが合格となっている」という情報のみです。7割5分でほぼ間違いなく合格できると思います。
英検準1級は6割で合格!? まとめ


本日は【噂の真相】英検準1級は6割で合格できるって本当なの!?巷の噂を専門家が徹底解説!というテーマでお話してきました。
日本英語検定協会の見解からも明らかである通り、準1級については6割ではなく、7割程度です。合格点(合格基準点)はCSEスコアで1792点です。但し、一部の技能が5割や6割となったとしても他の技能でカバーし、CSEスコアの合計が1792以上であれば合格する事ができます。ネットの噂に惑わされない様、ご注意ください。
ライティングについては弊社と一緒に学習する事により8割以上の獲得を目指しましょう。9割以上や満点の取得も努力次第で可能です。



以上で今回の記事は終了となります。お申し込み等は下記のボタンからお願いします。
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