英検準1級は6割が合格点って本当!?ネットの噂を徹底解説!

あゆみさん

先生、英検準1級は6割が合格点って聞いたけど本当なの!?
先生は経験豊富でしょ?教えてください!

しんじさん

僕もネットで、6割とれば合格点だみたいな記事を見ました。
本当なんですか?

先生

インターネットの普及もあり、真偽不明の情報が英語学習にはあふれています。
なかなか一人で、色々な情報が正しいかどうかが分かりませんよね。

英語試験ライティングセンターの経験を踏まえて徹底解説していきます。

今回の記事はこの様なお悩みや疑問を解決します。
「英検準1級 合格点」「英検準1級 6割」といったキーワードで検索をされた方にピッタリの内容となっております。

この記事を書いている人

英語試験ライティングセンター

13歳で英検1級合格や、ライティング満点取得者を複数輩出している英語試験ライティングセンターです。
ライティング対策を中心として、英検1級と準1級を専門的に対策しています。

完全無料のフリートライアルも随時実施中。豊富な合格実績はこちらから確認!

この記事の内容
  • 英検準1級は6割が合格点という真偽について
  • 英検準1級の合格点(合格基準スコア)について
  • 素点とCSEスコアは割合が異なる
  • 英検公式サイトの情報
  • 何割とれば合格できるのかという質問について
  • 一部情報の切り取りに注意
  • 英検準1級合格点を達成するための各種アドバイス
  • 英検準1級合格点に関するQ&A
  • 英語試験ライティングセンターのサービスについて
  • この記事を見た方限定!特別無料対応について

今回は英検準1級は6割が合格点って本当!?ネットの噂を徹底解説!というテーマでお話していきます。

「英検準1級は6割で合格できるって本当なの」
英検準1級の情報がネットにあふれててどれが本当なのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。

ネットの情報は、一部の情報のみが切り取られている場合もあり正しいものもあれば間違っているものもあります。
そこで今回は英語試験ライティングセンターの経験を踏まえて、噂の真相を徹底解説していきます。

先生

記事の最後では、この記事を見た方限定の「特別無料対応」についてご案内していています。
無料で英検準1級対策を受けられるため、最後まで確認してくださいね。

それでは記事をみていきましょう。

目次

英検準1級は6割が合格点なのか さっそく結論

英検準1級は6割で合格できる(6割が合格点)って本当なの?

6割というのが、特定のセクションのみの正答率ではなく、一次試験全体の正答率の場合、多くのケースが不合格になると考えられます。

安易に6割で合格できる(6割が合格点)とは考えない方が良いです。(本当だと思わない方が良いです)
分かりやすい様、簡単にまとめてみます。

リーディングの正答率が6割でした。合格できますか?

ライティングとリスニングの正答率によっては、合格できる可能性があります。

リスニングの正答率が5割でした。合格できますか?

リーディングとライティングの正答率によっては、合格できる可能性があります。

リーディング、ライティング、リスニング共に正答率が6割でした。合格できますか?

絶対というわけではありませんが、不合格の可能性が極めて高いです。
(ライティングの正答率は自己採点では分からないため、ライティングの正答率を確認できた時点で合否は確認できるはずです)

あゆみさん

えっ?じゃあ6割が合格点っていう、ネットの噂って間違っているってこと?

先生

6割でも絶対に合格できないとは言い切れません。
しかし、「一次試験全体の正答率が6割」という場合間違っていると考えても問題はないと思います。
英検準1級の合格点は6割ではありません。

2級以下の場合は6割程度でも多くの方が合格されております。
よって、2級の傾向を準1級にも当てはめてしまった可能性もあると思います。
2級と準1級は合格のために必要な正答率が異なります。

先生

何割で合格という目安について、英検を実施している日本英語検定協会が公式ページで解説しています。
一緒に見ていきましょう。

英検準1級 日本英語検定協会の見解と7割程度という目安

日本英語検定協会の公式サイトでは次の様に明記されております。

2.同じ正答数であっても回次によりスコアは異なります

スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。

※Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。

3.合格するためには、技能のバランスが重要になります

上記の理由により、正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています

日本英語検定協会 公式サイト

上記の日本英語検定協会の情報を確認する限り、各技能(全セクション)が7割程度が合格できるラインといって良いと思います。

あゆみさん

英検側が7割程度って言っているって事は、ネットの噂は、本当にただの噂だったね。

先生

7割程度というのも「一つの目安」であるため、参考程度に考える事が良いです。

準1級を学習されている英語試験ライティングセンターのお客様は、ライティングの8割以上を目標として設定されている方がほぼ全てとなります。

9割以上満点を目標とされている方も多く存在します。

先生

満点の取得も努力次第で可能です。
準1級ライティングで満点を取得された方の実際のお声は下記で確認できます。

準1級ライティング 満点取得時の実際のお声

英検準1級の合格点について

しんじさん

先生、6割っていうのがネットの間違った情報ってことはわかったんだけど、実際に英検準1級の合格点って設定されているの?

先生

はい。英検準1級の合格点(合格基準スコア)はしっかりと設定されています。
一緒に確認してみましょう。

英検では、世間一般的な「合格点」に該当する言葉として「合格基準スコア」という言葉を採用しています。

英検準1級の合格基準スコア
合格基準スコア満点
一次試験17922250
二次試験512750
日本英語検定協会が定める合格基準スコア

上記の通り、英検準1級の合格点(合格基準スコア)は一次試験が1792、二次試験が512となっております。

先生

各技能の正答率が7割程度という場合、合格点(合格基準スコア)が1792以上になる事が多いということになります。

英検は、合格点(合格基準スコア)を満たす事ができれば合格となります。
つまり、英検準1級一次試験のスコアが合格点(合格基準スコア)に1点足りない1791となってしまった場合不合格となってしまいます。

6割や7割という正答率については、「素点」と呼ばれるものを使用する事がほとんどです。
しかし、英検公式サイトが発表している合格点(合格基準スコア)は「素点」ではなく、「CSEスコア」となります。

あゆみさん

先生、英検準1級の合格点(合格基準点)がCSEスコアで1792点って事は分かったけど、素点から自分のCSEスコアを計算する事はできないの?

先生

出来ません。もう一度、英検公式サイトの見解を確認してみましょう。

2.同じ正答数であっても回次によりスコアは異なります

スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。

日本英語検定協会公式サイト
あゆみさん

なるほどなぁ。英検側として合格基準点は定めているけど、受験者としては素点から正確なCSEスコアを算出できないってことかぁ。

先生

その通りです。
それでは、素点とCSEスコアの違いについてもう少し詳しくみていきましょう。

【重要】素点とCSEスコアの割合は異なる

あゆみさん

素点とCSEスコアの割合は異なるってどういう事ですか?

先生

まずは素点についておさらいをした上で
具体例を交えて解説していきますね。

英検準1級の素点

英検準1級の素点は次の通りです。

  • リーディング:41点満点
  • リスニング:29点満点
  • ライティング:16点満点

一方、準1級CSEスコアの満点(一次試験)は2250点です。
そして、各技能の満点は750点です。

あゆみさん

つまり、リーディングの41点という素点は、CSEスコアでいうと750点になるという事ですか。

先生

その通りです。リーディングの素点の満点は41点であるため、素点で41点の場合はCSEスコアは750点となります。
しかし、これは満点のケースです。

満点ではなく、7割の場合を考えてみましょう。

リーディングは41問なので、7割のケースを考えた場合、約29問となります。
では実際にリーディングで29問正解した場合に、CSEスコアも750点の7割として525点になるかといえば、そうではありません

素点の7割=CSEスコアの7割ではありません。

先生

5割のケースを考えてみましょう。
リーディングで約半分の20問を正解した場合、CSEスコアも750点満点の半分である375点になるかと言えば、まずなりません。
素点が5割であっても、CSEスコアは5割を大きく超えてくることがほとんどです。

あゆみさん

なるほどー、素点とCSEスコアは必ず同じ割合になるってわけではないんだね
とってもよくわかりました。

英検準1級 6割ではなく、何割とれば合格できるのか

「何割とれば合格できるのか」というご質問をいただく場合があります。

先生

英検準1級の「合格点」よりも「何割とれば合格できるのか」という事の方が受験者にとっては分かりやすい場合もあると思います。

英語試験ライティングセンターとしては、リーディングとリスニングは7割、ライティングでは、8割以上をとれば合格できるとお伝えしております。
リーディングとリスニングについて7割5分とれれば更に安心です。

先生

英検公式サイトでは7割程度という記載となっていますが、より確実に合格するためにもライティングは8割としています。
現実的にも、弊社のお客様について、ライティングの7割を目標としたいというお客様はまずいません。

英検準1級は6割が合格点というネットの噂に関する弊社の見解

英検準1級は6割が合格点というネットの噂は正しいものではありません。
この様な噂について、英語試験ライティングセンターは下記の様に考えています。

  • 一部のセクションのみを切り取ったのでは
  • 2級以下と同じと誤解をしたのでは

リーディングで6割となった場合でも、ライティング等、他のセクションで高スコアを獲得すれば英検準1級に合格できます。
ネットの噂は一部のセクションのみを切り取って美化された可能性があります。

先生

6割ではなく、5割となってしまったセクションがあっても、他のセクションで高スコアを獲得すれば合格は可能です。

また、英検公式サイトでは2級以下のケースについて6割程度で合格という記載となっている一方、準1級については7割程度となっています。
準1級についても、2級までと同じ様に考えてしまった方が流した噂という可能性もあると思います。

あゆみさん

ネットの噂は、本当に噂でしかなかったね。
正しい事を知る事が出来て安心したよ。
経験があるからこそできる回答だね。

フリートライアルのご案内
先生

この記事が「いいな」「なるほど」と思った方は是非ともフリートライアルもお試しください。

英検準1級は6割で合格できるというネットの噂にご注意!(英検準1級の合格点は6割ではありません)

インターネットの普及や、誰もが簡単に情報を発信できる現代において英検準1級対策情報は様々なものが飛び交っております。

今回の様に、日本英語検定協会側が噂とは異なる見解をしている場合もあるので、ネットの噂をすぐに信じる事なく、弊社の様な専門スクールの判断を信じた方が良いと思います。

先生

ネットの情報は「一部の箇所のみが切り取られている」事や「重要な前提条件が欠けている」事が少なくありません。十分注意しましょう。

英検準1級 合格点を達成するためのアドバイス

英検準1級の合格点について解説してきました。
次は英検準1級の合格点を達成するためのアドバイスをご案内します。

先生

各技能で7割程度の正答率とするためのアドバイスをそれぞれ記載していきます。

リーディングに関するアドバイス

リーディングで大事なのは、とにかく単語力です。

英検準1級になり、これまで以上に難易度が高くなるのが単語です。
英検準1級に合格されている方の多くは間違いなく英検準1級専門の単語学習をこなしています。

英検準1級のリーディングは全41問ですが、大問1の語彙問題だけで25問あります。
単語をしっかりと覚える事により、大問1の正答数を増やす事がリーディングで高スコアを獲得するためのポイントです。

更に単語をしっかりと覚えると、自然と長文問題も読みやすくなる傾向があります。結果として長文の正答数が増える事も期待できます。

英検準1級で覚えるべき英単語は「市販の単語帳」に綺麗にまとめられています。
単語帳を1冊のみ購入し、全単語の9割ほど暗記が完了すればその時点である程度の正答数が期待できます。

更に語彙問題専門の問題集や長文問題の問題集、必要に応じて過去問等で演習をこなせばきっと高スコアを獲得できると思います。

英検準1級の合格点を満たし、合格するためにもリーディングでしっかりと高スコアを獲得しましょう。

要注意!あまり効果が期待できない学習について

英検準1級リーディングで高スコアを獲得するためには単語力が絶対に必要です。

しかし、単語力が不十分な状況ながら「過去問の演習にばかり取り組む」という学習はあまり効果が期待できません。

過去問は十分な単語力という基礎が備わっているからこそ、演習問題として効果を発揮します。
単語力がまだ向上途中という場合は過去問の演習ではなく、まずは単語力の向上を目指し、地道に単語を学習していきましょう。

先生

あまり効果が期待できない学習に時間を費やしてしまうと、その分英検準1級で合格点を獲得できる期待値が下がってしまう場合があります。

リスニングに関するアドバイス

リスニングという技能はアドバイスが非常に多岐にわたります。

リスニングはこれまでの英語学習の環境によって、得意・不得意が非常に分かれる技能です。

一般的に帰国子女や幼い頃からインターナショナルスクール等で英語を学んできた方はリスニングが得意という方が多いです。
一方、学校の授業や受験、英語の資格試験を通して学習してきたという方はリスニングが苦手という方もいます。

まずは現状の実力を確かめるために1回分の過去問に挑戦してみましょう。

すでに正答率が7割程度を超えている場合はとても良い傾向です。
英検準1級のリスニング問題にどんどん取り組みましょう。基本的には英検準1級専門のリスニング教材をおすすめしますが、英語の映画やニュース等も効果的です。

一方、正答率が7割程度を超えていなかった場合は「なぜその問題を間違えてしまったのか」「どこの箇所が聞き取れなかったのか」という点をスクリプト等をみながら確認してみましょう。
正解できなかった問題には必ず理由があります。聞き取れなかった箇所については「次回は聞き取れる様に!」という気持ちで何度も聞きなおしてみましょう。

先生

リスニングはリーディングやライティングとは異なり「これを学習すれば確実に実力は向上する!」というわかりやすいものがありません。
指導している側としてはリーディングやライティングの方が伸びやすい印象があります。

ライティングに関するアドバイス

英検準1級のライティングで高スコアを獲得したいという事であれば英語試験ライティングセンターの指導を受けましょう。

英語試験ライティングセンターはライティング対策に一番の自信を持っております。
英語試験ライティングセンターでライティングの添削と「コーチング指導」に該当する最大約200時間の宿題の設定及び進捗管理プランをご利用いただければ二か月といった短期間でも実力の向上を実感いただけると思います。

先生

出来る限り無駄を省き、スコアに直結するスキルの向上を目指すため、費用対効果だけではなく時間対効果も抜群です。
英検準1級の合格点を満たすために、ライティングのスコアアップはとてもおすすめです。

この記事を読んでいる方の中には「ライティングは独学で対策したい!」という方もいると思います。

独学で対策する場合は「お手本を大事にする事」「英検側に寄せる事」「できない事をできる様になる事」を意識してみてください。

先生

以下、それぞれ解説します。

「お手本を大事にする事」は英検公式サイトに公開されている解答サンプルを大事にする事です。

英検公式サイトに公開されている解答サンプルには高スコアを獲得するためのヒントが詰まっています。
各段落にはどの様な事が記載されているか、どの様に意見を記載しているか、各段落毎の語数はどれくらいかといった点をしっかりと確認してみましょう。

解答サンプルをじっくりと研究すれば、「こういうライティングが高評価となるのか!」という事が少しずつ見えてくると思います。
自分自身のライティングにもしっかりと反映できれば尚良いです。

「英検側に寄せる事」もとても大事です。

英検準1級ライティングには採点の観点(採点基準)があります。英検側としても明確な採点基準をもって採点している事となります。

がむしゃらにライティングに取り組むのではなく、「英検側が高スコアに求めている事を満たす」という事を意識しながらライティングをする事が大切です。
「評価する側」が高スコアをつけたくなる様なライティングを意識しましょう。

※その為にも英検公式サイトに掲載されている解答サンプルを研究する事はとても大事です。

「できない事をできる様になる事」も重要なポイントです。

英検側に寄せようと努力しても、「書きたい英語表現が書けない場合」や「文法ミスとなってしまう場合」があります。
これらはがむしゃらにライティングを作成すればすぐに改善できるものではありません。

できない事でできる様になるためには、適切な学習方法に基づくインプット学習が必要です。
正しい英語表現を何度も書き写し書く事ができる表現を着実に増やす事や、文法書で文法に関する正しい知識を習得する事によって少しずつ改善していきます。

ライティングを作成するというアウトプットは「十分なインプット学習が伴っているからこそ効果が期待できる」という事をしっかりと理解し、できない事をできる様になるために努力を継続していきましょう。

先生

これらの点をしっかりと抑える事ができれば、ライティングのスコアが英検準1級の合格点に大きく貢献する事が期待できます。

CSEスコアの特徴と合格に結びつきやすい考え方

CSEスコアについては以下の様な特徴があります。

\CSEスコアの特徴/
  • 同じ正当数であっても回次によりCSEスコアは異なる
  • 受験した英検準1級が同じ回次かつ同じ正当数であればCSEスコアも同じとなる
  • 同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアの影響は同じ
  • ライティングのCSEスコアは素点の合計値によって決まる
先生

上記について、1つ1つ解説していきます。

同じ正当数であっても回次によりCSEスコアは異なる

・2022年第3回従来型試験を受験し、リーディングの正答数が29だったAさん
・2023年第1回従来型試験を受験し、リーディングの正答数が29だったBさん

上記のAさんとBさんはどちらも正答数が29です。
しかし、2022年第3回と2023年第1回は「回次」が異なるため、CSEスコアも異なってきます。

受験した英検準1級が同じ回次かつ同じ正当数であればCSEスコアも同じとなる

2023年第1回従来型試験を受験したXさんとYさんがいると仮定します。
XさんもYさんもリーディングの正答数は32でした。

この場合、XさんとYさんの受験した回次及び正答数が同じであるため、XさんとYさんにCSEスコアは同じものとなります。

同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアの影響は同じ

上述したXさんとYさんのケースを考えてみましょう。
XさんとYさんが受験した回次は同じです。リーディングの正答数はどちらも32です。

しかし、実際に正答した問題はXさんとYさんで異なります。

Xさん:大問1の1-9まで全て不正解となり、それ以降の問題を全て正解した結果、正当数が32となった
Yさん:全ての大問でバランス良く正解した結果、正当数が32となった。

上記の様に実際に正解した問題が異なる場合でも、受験した回次と正答数が同じ場合はXさんとYさんのリーディングのCSEスコアは同じとなります。

ライティングのCSEスコアは素点の合計値によって決まる

2023年第1回従来型試験を受験したCさんとDさんのケースを考えてみましょう。
CさんもDさんもライティングの素点は12でした。しかし、各観点の内訳が異なります。

Cさん:内容4 構成3 語彙3 文法2
Dさん:内容4 構成2 語彙3 文法3

CさんとDさんの素点の内訳は異なりますが、合計が12で同じとなっている以上、同じ回次に受験したCさんとDさんのライティングのCSEスコアは同じものとなります。

先生

極論を言えば「同じ回次かつ、内容4 構成4 語彙4 文法0」で12となった方もCさんとDさんと同じCSEスコアとなります。
※この様なスコアはあまり現実的ではありません。

【重要】これらの事実から導き出せる結論と合格に結びつきやすい考え方

これらの事実から一つの結論が導き出されます。

同じ回次かつ、同じ技能内で同じ正当数である限り同じCSEスコアとなる以上、それぞれの問題の正答率はCSEスコアに影響しない

簡単に言い換えれば、正答率が低い問題で正解しても正答率が高い問題で正解してもその価値は変わらないという事です。

正答率が低い問題は、それだけ難しい事を意味します。
試験によっては正答率の低い問題の配点が高くなる場合もあるかもしれません。

しかし、英検はその様な事は行っていないため「正答率が高い問題をしっかりと抑える事」が合格を目指すためにとても重要となってきます。

難しい問題に正解しても、簡単な問題に正解しても1問分のスコアとなる事に変わりがない以上、大多数の人が正解する問題をしっかりと正解するための学習を行っていくことが極めて大事といえます。

先生

上記については、英検側にも確認をしております。
重要なポイントとなりますのでしっかりと意識していきましょう。

英検準1級 独学でも合格点を達成できるか

この記事を見ている人の中には「英検準1級は独学でも合格点を獲得できるのかな?」と考えている人もいると思います。

あくまでも英語試験ライティングセンターの主観ですが、英検準1級は独学でも合格点を達成できると思います。

英語試験ライティングセンターの様なプロにサポートを依頼すると、正しい学習方法や適切な自分の実力、対策すべきスキル等の把握が比較的簡単にできます。

なによりも「自分自身の英語力が改善している」という実感を得られる事が多いと思います。

だからといって英語試験ライティングセンターの様なプロに必ずしもサポートを受けなければ英検準1級の合格点を達成できないわけではありません。

適切な教材を用いて、自分自身の実力に応じた適切な学習方法を行い、適切な学習時間を費やせばきっと合格点を達成できます。

先生

プロに依頼すると合格までの期間の短縮やモチベーションの増加にもつながりますが、独学でも合格点を獲得できると思います。

英検準1級 合格点を獲得するためのメンタルの維持

英検準1級という試験は「英検2級にギリギリ合格できた実力の方」が「一夜漬け等」で合格できるほど簡単な試験ではありません。
基本的にはまとまった学習時間を必要とします。

特にリーディングの単語暗記については「反復継続学習」が欠かせません。
一度単語を確認しただけで全ての単語をしっかりと暗記できる事は非現実的です。

着実に英検準1級で合格点を獲得できる様な実力をみにつけるためにも、メンタルを維持する事は欠かせません。

時には学習に前向きに取り組めない時やサボってしまう時もあると思います。
休む時はしっかりと休み「学習をやめてしまう事」がない様にモチベーションを保っていきましょう。

先生

1日1時間でも継続すれば必ず自分自身の実力向上につながってきます。
英検準1級の合格点を達成するためにも、メンタルをしっかりと維持していきましょう。

英検準1級 合格点に関するQ&A

英検準1級の合格点を満たす為には、各技能を7割程度以上とした方が良いですか。
それとも得意な技能を伸ばした方が良いですか。

非常に難しい質問です。あくまでもケースバイケースですが、「基本的」には各技能を7割程度以上とする事をおすすめしております。
しかし、限られた期間内でどうにか合格とするためには得意な技能を伸ばすという戦略を採用する場合もあります。
どちらを採用するかはお客様の実力や期間等によって異なってきます。

英検準1級の合格点(合格基準スコア)がCSEスコアで1792という事はわかりました。
仮にぴったり1792点だった場合は合格でしょうか、それとも不合格でしょうか。

合格となります。

まだ英検準1級の学習を開始したばかりです。
二か月で合格点(合格基準スコア)を達成できる可能性はありますか。

あります。努力次第で達成可能です。
もちろん弊社サポートによって二か月で合格となった実績もございます。

一つの技能だけではなく二つの技能が7割程度ではなく、6割となってしまった場合でも残り一つの技能によっては合格が可能でしょうか。

可能です。あくまでも各技能の合計が合格点(合格基準点)であるCSEスコア1792以上かどうかが問われます。

英検準1級の合格点は分かりましたが、どう勉強していけば良いのか分かりません。特にライティングの学習にに悩んでいます。アドバイスをお願いします。

英語試験ライティングセンターが提供している「最大約200時間の宿題の設定及び進捗管理プラン」をご検討ください。
高スコア獲得のために必要なスキルについて合理的に説明しております。

各技能でぴったり7割の正答率の場合、必ず合格できますか。

必ず合格できるとは限りません。あくまでも「7割程度の方の多くが合格となっている」という情報のみです。
7割5分でほぼ間違いなく合格できると思います。

英検準1級 合格点を達成するための「素点1点」の違いについて

ライティングは素点1点の違いでCSEスコア上で大きな差が発生する、とても大事なセクションです

素点の満点もリーディングやリスニングよりも低い16点であり、本当に素点1点の違いが大きいものとなっています。

ライティングで高スコアを獲得する事は、一次試験の合格点を達成する可能性がぐっと高くなる事を意味しています。

そして英語試験ライティングセンターは、ライティング対策に最も強みを持ったスクールです。

ライティングの満点取得実績はもちろん、多くの方がスコアアップとなった上で合格をされております。
英検準1級で高スコアを獲得するために必要な学習を集中的かつ徹底的に行うため、効率的に学習する事が可能です。

少しでも英検準1級の合格可能性を上げるためにライティング対策は絶対に必要です。
ライティング対策といえば英語試験ライティングセンターですので、是非とも弊社サービスをご検討ください。

先生

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【英検準1級は6割が合格点って本当!?】記事の内容をテストで確認

この記事はかなり詳しく解説しているためが非常に多くの方に閲覧いただいております。
記事を見るだけではなく、内容を把握できていると尚良いです。
記事の内容をしっかりと覚える事ができているかどうかテストしてみましょう。

先生

問題文の箇所をクリックすると解答が表示されます。
全問正解を目指してテストに挑戦してみましょう。
※全8問です。

問1.英検準1級一次試験全体の正答率が6割の場合、多くのケースが合格となる?それとも不合格となる?

答え:多くのケースが不合格となる

問2.英検準1級リーディングの正答率が6割となった場合でも一次試験に合格できる?

答え:できる(リスニングとライティングでカバーすれば合格できる)

問3.英検準1級一次試験と英検準2級一次試験は合格に必要な正答率が同じ?

答え:同じではない(準1級は各技能7割程度、2級は各技能6割程度)

問4.英語試験ライティングセンターの英検準1級ライティング対策に取り組んでいる方は満点の取得を目標としている人もいる?

答え:いる

問5.英検準1級一次試験の合格基準スコアはいくつ?

答え:1792

問6.英検準1級一次試験CSEスコアの合計値が1791の場合、合格?それとも不合格?

答え:不合格

問7.英検準1級対策で大事なのは「英検側に~事」~に該当する言葉は?

答え:寄せる(英検側に寄せる事)

問8.英検準1級学習を始めたばかりでも二か月で合格基準スコア(一次試験)を達成できる可能性はある?

答え:ある

問9.英検準1級一次試験で全技能7割ピッタリの正答率となった場合必ず合格できる?

答え:必ず合格できるわけではない

問10.ライティングで高スコアを獲得する事は~を意味します。~に該当する言葉は?

答え:、一次試験の合格点を達成する可能性がぐっと高くなる事

先生

不正解となった問題がある場合はもう一度記事の内容を見返してみましょう。

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英検準1級は6割が合格点!? まとめ

本日は「英検準1級は6割が合格点って本当!?ネットの噂を徹底解説!」というテーマでお話してきました。

日本英語検定協会の見解からも明らかである通り、準1級については6割ではなく、7割程度です。
合格点(合格基準スコア)はCSEスコアで1792点です。

但し、一部の技能が5割や6割となったとしても他の技能でカバーし、CSEスコアの合計が1792以上であれば合格する事ができます。ネットの噂に惑わされない様、ご注意ください。

ライティングについては弊社と一緒に学習する事により8割以上の獲得を目指しましょう。9割以上や満点の取得も努力次第で可能です。

先生

以上で今回の記事は終了となります。お申し込み等は下記のボタンからお願いします。

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