
英検1級ってすごいよね。英検で一番難しい級だし。
かっこいい!!



でも、英検1級を持ってると
どんなメリットがあるのかな?



うちのせがれが1級の合格を目指してるんだよ。
先生、1級に合格するとどんなメリットがあるのか教えてくれ!
本日の記事はこの様なお悩みを解決します。
本記事は2022年3月25日現在に公表されている、日本英語検定協会の公式サイトの情報を引用し、分かりやすく解説しております。詳しくは、下記日本英語検定協会の公式サイトをご確認ください。
- この記事を書いている人


英語試験ライティングセンター
13歳で英検1級合格や、ライティング満点取得者を複数輩出している英語試験ライティングセンターです。ライティング添削を中心として、英検1級と準1級を専門的に対策しています。完全無料のフリートライアルも随時実施中。豊富な合格実績はこちらから確認!
- 英検1級の難易度
- 英検1級を持ってる事の7つのメリット
- 英検1級合格後の実感
今回は英検1級を持ってると、どんなメリットがあるのかというテーマでお話します。
「英検1級の難易度が高い事や、すごいって事はわかるけど、実際にどんなメリットがあるのか分からない」と感じている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、英検1級を持ってるメリットは複数あります。
もちろん、この記事を書いている英語試験ライティングセンターのスタッフである私自身も英検1級を持っています。
そこで本記事では、英検1級を持ってるメリットや、1級合格者だからこそ実感できる具体的な内容を、自分自身の体験をベースにお伝えします。



数十万円の入学金が無料となる情報だけではなく、記事の後半では、合格後の実感等も記載しております。最後までじっくりとご確認ください。
それではさっそく記事を見ていきましょう。
英検1級の難易度
リーダー(品格)の英語
日本英語検定協会の公式ページによると、英検1級はリーダー(品格)の英語として、「大学上級程度」と案内がされています。「大学上級程度」というとあまりピンとこない場合もあると思います。
具体的な対策を実施している弊社としては、特に英検1級対策を行っていない学生の場合、大学卒業時に英検1級合格に相当する実力を備えている方はかなり少ないと感じております。英検1級の難易度は決して低くありません。
合格率
以前は合格率が公表されておりましたが、現在は合格率は公表されておりません。以前まで公開されていた合格率である12%という数字が一つの目安となってきます。



英検側が合格率を公表しなくなったため、弊社としても現状の1級の合格率はわかりません。
しかし、二次試験の平均的な合格率を考慮しても、弊社生徒様の1級合格率は12%を遥かに超えるものとなっている事は間違いございません。
審査基準の程度
日本英語検定協会の公式ページによると、審査基準の「程度」としては、「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。」とされています。



「社会生活で求められる英語」というのが一つのポイントです。
日常会話ではない点に注意!
審査基準の審査領域
日本英語検定協会の公式ページによると、審査基準の「領域」としては、次の通りとなっています。
- 読む:社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる。
- 聞く:社会性の高い幅広い内容を理解することができる。
- 話す:社会性の高い幅広い話題についてやりとりすることができる。
- 書く:社会性の高い幅広い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。
1級1次試験で出題される主な場面・題材
日本英語検定協会の公式ページによると、出題される「場面や状況」は「家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンス、講義など」となっています。そして、「話題」については、「社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など」とされています。
化学、医療、テクノロジー、ビジネスといった、アカデミックなボキャブラリーを習得する必要があります。日常会話レベルのボキャブラリーではどうしても不足してしまうという事ですね。
1級2次試験で出題される主な場面・題材
日本英語検定協会の公式ページによると、出題されるのは、「社会性の高い幅広い分野の話題」として、「科学の発展は常に有益か、芸術への財政的支援増加の是非、世界経済における日本の役割、選挙権の行使を義務化するべきか、遺伝子組み換え食品の安全性、公共の場における治安改善の必要性」といった過去の出題例が公表されています。
一次試験と同様、これらのアカデミックな内容に関するスピーキングに慣れる必要があります。試験本番で、一度も英語でスピーキングした事がない様なトピックに当たってしまった場合、合格率はどうしても下がってしまいます。日常会話を練習するのではなく、社会性の高い、つまりアカデミックなスピーキングを練習する必要があります。
英検1級の難易度のまとめ
英検1級の難易度は高いです。決して簡単に合格できる試験ではありません。
しかし、適切な学習方法と適切な学習時間をこなしていただければ合格可能性は遥かに上昇します。アカデミックな試験という点が一つのポイントであり、受験英語の延長上にあるというわけでもないため、難易度が高い試験を合格するための線者的な学習が必要となります。
英検1級を持ってる事の7つのメリット
メリット1 通訳ガイド試験 外国語(英語)科目の免除
観光庁長官が実施する通訳案内士試験(通訳ガイド試験)において、英検1級を合格している方は筆記(一次)試験の外国語(英語)科目の受験が免除されます。これは、通訳ガイド試験をの合格を目指している方にはメリットがあります。
メリット2 大学の入試に活用できる
英検1級に合格している場合、特定の大学の入試に活用できる場合があります。大学の入試に活用できるという事は、それだけ高い英語力を証明できるという事かと思います。
メリット3 高校の入試に活用できる
大学の入試だけではなく、高校の入試にも活用できる場合があります。特に帰国子女向けの試験等に活用ができるかと思います。中学生の時点で英検1級を合格しているというのは素晴らしい英語力の証明になるため、入試が有利となる場合もあるかと思います。
メリット4 奨学金・給付金の申請に活用できる
英検1級に合格をしている場合、奨学金・給付金の申請にも活用できる場合があります。かなりメリットがあるかと思いますので、しっかりと調べた上で利用できる制度は積極的に利用しましょう。
メリット5 入学金の免除に活用できる
英検1級に合格をしていると、入学金の免除となる場合もございます。入学金はとても大きな金額です。それが免除となるわけなので、とても大きなメリットとなります。数十万円の入学金が無料となるケースもあります。※2022年3月17日現在
メリット6 大学の単位認定に活用できる
大学の単位認定にも英検1級は活用できます。英検1級に合格しているという事はそれだけ英語力が高いという事の証明であるため、単位認定にもうなずけます。大学によって制度は異なるため、気になった方はじっくりと調べてみましょう。
メリット7 自信につながる
再度のメリットは、自分自身の自信です。努力が報われ、1級に合格したというのは英語力の自信につながります。結果として学習のモチベーションが更に高まり、より高度な英語スキルの会得にもつながっていきます。
メリットのまとめ
英検1級に合格している場合、様々なメリットがあります。入学金の免除や、入試への活用等については下記、日本英語検定協会のウェブページにてご確認いただけます。
検索機能もついているため、とても分かりやすいサイトとなっていますよ。
英検1級合格後の実感
素直にうれしい
英検1級に合格するとやっぱりうれしいですね。弊社のお客様も合格直後のメールはうれしさの感情にあふれており、サポートしている弊社としても、とても幸せな瞬間です。
努力が結果として報われると本当にうれしいです。特に、「厳しい指導でしたが合格できて本当にうれしいです。御社のおかげです」といったご連絡をいただくと、ウルっと来てしまいます。
ちょっとだけ自慢したくなる
英検1級は英検最高難易度であるため、ちょっとだけ自慢したくなっちゃいますね。自慢というのはあまり良くない場合もありますが合格直後はちょっとだけの自慢であれば大目に見てほしいものです。自慢したくなるほど、努力をしたという事かと思います。
更なる高みを目指したくなる
1級に合格したとはいえ、ネイティブに比べればまだまだ英語力は不足しております。更に難易度の高い英語試験もあるため、更なる高みを目指したいというモチベーションにあふれる事はよくあるかと思います。
まとめ
今回は、英検1級を持ってると、どんなメリットがあるのかというテーマでお話ししました。
英検1級を持ってる事の7つのメリットは次の通りでしたね。
- 通訳ガイド試験 外国語(英語)科目の免除
- 大学の入試に活用できる
- 高校の入試に活用できる
- 奨学金・給付金の申請に活用できる
- 入学金の免除に活用できる
- 大学の単位認定に活用できる
- 自信につながる



英検1級のメリットをより深く理解していれば
今後の学習のモチベーションにもつながってきます。
メリットがたくさんあるので、一緒に勉強して合格をめざしてきましょう。